私たちの日常生活の中でもよく見かける鳥の中でハクセキレイという鳥がいます。
スーパーの駐車場や街中の公園で、尾をフリフリしながらトコトコ歩いている、白黒の色をしたあの小鳥です。
近づいてもトコトコ歩くだけでなかなか飛んで逃げようとしない鳥です。
今回はそんなハクセキレイについて調べましたのでご紹介します。
目次
1. ハクセキレイの特徴は?
ハクセキレイは漢字では白鶺鴒と書きます。
スズメ目セキレイ科
全長 21cm
体の色は白と黒。尾の長い細長いシルエット、白い顔、背面は黒い。
頭の部分と目の横線は黒い。
尾をフリフリしながらトコトコ歩く。
昆虫やクモを主に食べる。
「チチチ」と鳴く。
2. ハクセキレイとセグロセキレイとの違いは?
ハクセキレイは同じセキレイ科のセグロセキレイと非常によく似ています。
・似ているところ
2種類のセキレイはどちらも体長21cmで、姿かたちが似ており、白と黒の配色をしている。
腹は白い。
尾をフリフリしながらトコトコ歩く。
水辺ではハクセキレイとセグロセキレイの両種を見かける。
昆虫やクモ、ミミズを主に食べる。
・違うところ
目の下が白いのがハクセキレイで、目の下が黒いのがセグロセキレイである。
どちらも「チチチ」と鳴くが、澄んだ高い声で鳴くのがハクセキレイで、やや濁った低い声で鳴くのがセグロセキレイである。
街中や公園、道端などで見かけるのは大抵ハクセキレイである。
ハクセキレイは冬羽になると背中が灰色になるが、黒いセグロセキレイは一年中背中が黒い
ハクセキレイは人が近づくとトコトコ歩くだけですぐには飛んで逃げないが、セグロセキレイはすぐに飛んで逃げる。
3. ハクセキレイとセグロセキレイとの見分け方は?
両者の見分け方をざっくりというと
顔の白い部分が多くて、街中で見かければハクセキレイ、
顔も体も黒い部分が多くて、水辺の近くで出会ったのならセグロセキレイ、
ということですね。
4. おわりに
いかがだったでしょうか。
穀類より昆虫類を主な食料とするハクセキレイは初めとするセキレイたちは、神様のお使いとして農耕民族である日本人に大切な身近な存在でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。