麻丘めぐみは1972年にアイドル歌手としてデビューし、明るく優しい歌声とかわいいルックスで一世を風靡しました。
今回はそんな、麻丘めぐみのヒット曲を集めてみました。
目次
1. わたしの彼は左きき
作詞 千家和也
作曲 筒美京平
麻丘めぐみの5枚目のシングルで1973年7月に発売されました。
左ききの彼氏とのはじけるような恋を歌った歌詞と軽快なリズムが受けて大ヒットし、レコード売り上げ54万枚を記録しました。
麻丘めぐみはこの「わたしの彼は左きき」で1973年の日本レコード大賞大衆賞・日本歌謡大賞放送音楽賞などを受賞、NHK紅白歌合戦にも出場しました。
「わたしの彼は左きき」はある社会現象を誘発したことでも有名です。
この歌の大ヒットをきっかけにして、それまでやや日陰者扱いされていた左ききの人たちが、大手を振って世間を歩けるようになりました。
街にはたくさんの左きき用品が出現し、家庭や学校では左ききのこどもたちが、親や教師から右手で字を書くことを強制されることもなくなりました。
2. 芽ばえ
作詞 千家和也
作曲 筒美京平
麻丘めぐみの歌手デビュー・シングルで1972年6月に発売されました。
春の風に乗って恋人同士のはずむ胸の内を歌った歌詞と曲調が受けてヒットし、レコード売り上げ40万枚を記録しました。
麻丘めぐみはこの「芽生え」で1973年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞しました。
3. アルプスの少女
作詞 千家和也
作曲 筒美京平
麻丘めぐみの6枚目のシングルで1973年10月に発売されました。
アルプスの麓の牧場に住む少女が、恋する彼氏が訪ねてくるのをうきうきしながら待っている、という内容の歌を軽快なリズムと明るい歌声で聴かせてくれる曲ですね。
こっちまで幸せな気分になってしまいます。
4. 森を駈ける恋人たち
作詞 山上路夫
作曲 筒美京平
麻丘めぐみの4枚目のシングルで1973年4月に発売されました。
森の中で恋する彼からのプロポーズをずっと待っている、そんないじらしい少女の想いをかろらかなメロディーに乗せて麻丘めぐみが歌いました。
5. 白い部屋
作詞 山上路夫
作曲 筒美京平
麻丘めぐみの8枚目のシングルで1974年4月に発売されました。
麻丘めぐみはこの前月に日劇で行われたリサイタルの最中に舞台セットから転落して腕や肋骨を骨折する重傷を負いました。そして復帰まで半年かかりました。
この曲は事故前に録音されていたものなのでしょう。
ここまでお読み頂きありがとうございました。