野村忠宏さんは柔道でオリンピックで3大会連続で金メダルを成し遂げ、当時「小さな巨人」と呼ばれた偉大な柔道家です。
さらに柔道家だけでなく医学博士の学位を取得しているんです。
そんな文武両道の野村忠宏さんの柔道家としての功績や、医学博士をどうやって取得したのか、野村忠宏さんの妻や息子はどんな人なのかなど
気になることを紹介していきます。
目次
1. 野村忠宏さん(柔道)がすごい!
野村忠宏さんの家族は柔道一家で、みなさんものすごい経歴なんです。
祖父は地元の奈良で道場「豊徳館野村道場」を開いており、そこの柔道師範代、お父さんはオリンピック金メダリストも育てた元天理高校柔道部監督で、
叔父はオリンピック金メダリスト、兄は「豊徳館野村道場」のコーチです。
野村忠宏さんも6歳の頃に祖父の「豊徳館野村道場」で柔道をはじめました。
小柄な体格だった野村忠宏さんですが、動きのキレやスピードから天才肌だったそうです。
野村忠宏さんは1996年のアトランタオリンピック、2000年シドニーオリンピック、2004年アテネオリンピックの60㎏級で3大会連続で金メダルを獲得した経歴の持ち主なんです。
すごすぎますよね。
ちなみにこの頃には小さな体格ながらその強さは圧倒的であったため、「小さな巨人」と呼ばれていました。
オリンピック3連覇は柔道界史上初の偉業でした。
その他にも世界柔道選手権では1997年パリ大会で金メダル、2003年大阪大会で銅メダルを獲得しています。
2008年の北京オリンピックには右膝の大怪我もあり、出場できず近代オリンピック史上2人目の個人種目4連覇とはなりませんでした。
その後も怪我に悩まされて2015年に引退していますが、「自分が主役じゃなくて、若い選手たちを主役に引き上げる仕事をしていきたい。オリンピックにも、
関われたら嬉しい」と語っています。
またこの年に異例の若さで段位が七段に昇格し、「国際大会の一線級で活躍している人が七段に昇格することは珍しい」と言われています。
2. 野村忠宏さん、医学博士?
柔道家として素晴らしい功績を残した野村忠宏さんですが、2013年に弘前大学大学院医学研究科博士課程を修了し、医学博士の学位を取得しているんです。
医学博士といっても、医師のように医療行為をするわけではなく、「医学の研究者」を証明するようなものです。
柔道家として活躍しながら医学博士の学位を取得するなんてまさに文武両道ですよね。
オリンピックメダリストで医学博士を取得している方は、水泳の鈴木大地さんなどがいます。
また、医学博士号を授与された際、博士論文として「強化合宿中のL-グルタミンの摂取が柔道選手の筋組織, 好中球機能に及ぼす影響について」だそうです。
3. 野村忠宏さんの妻や息子は?
野村忠宏さんは結婚しており、妻は元モデルの酒井葉子さんです。
出会いは知人の紹介で付き合って1年半で結婚されています。
妻の酒井葉子さんは柔道についてはあまり詳しくなかったようですが、野村忠宏さんは「柔道についてあまり詳しくないほうが、いろいろ言われなくていい」と語っています。
2人の中の良さから、2005年に「ナイスカップル賞」を受賞しています。
息子さんは2人でどちらも男の子です。
長男の基晴(もとはる)くんは柔道をしており、将来、父と息子がオリンピックで金メダルとなればすごく感動的ですよね。
次男についての情報は公表おらず、詳しいことはわかりませんでした。
4. おわりに
いかがだったでしょうか?
野村忠宏さんは、自身もオリンピック3連覇し現在も医学博士として柔道界だけでなく、スポーツ界にまで貢献しています。
家族も柔道一家でものすごい経歴なので、野村忠宏さんがオリンピック3連覇するのも納得ですよね。
息子である基晴くんの柔道家としての将来も楽しみですよね。
今後の野村忠宏さんの活躍にも注目です。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。