秋はもの悲しい季節です。
夏の華やかさが過ぎ、切なさを感じる秋。秋の夜長に月や星もを見ているとしんみりとした気分になります。
今回は、そんな秋にピッタリの細川たかしのヒット曲をご紹介します。
明確な秋という感じの曲ばかりではなく、秋に聴くのにふさわしいメロディや歌詞の曲も集めました。
目次
1. 心のこり
作詞:なかにし礼
作曲:中村泰士
1975年4月に発売された細川たかしのデビューシングルです。
冒頭の「私バカよね、おバカさんよね…」という歌詞が有名で、聴いたことのない人がいないのでは、というほどの楽曲です。
そのためか、デビュー曲でいきなりオリコン1位と80万枚売り上げる大ヒットとなりました。
恋に傷ついた女性の心情を、鍛えられた肺活量と、高音の伸びで情感豊かに歌われています。
2. 浪花節だよ人生は
作詞:藤田まさと
作曲:四方章人
この曲は最初、小野由紀子の歌唱により1976年にシングルのB面曲として発売されたものでした。
その後何人もの歌手がカバーする中で、細川たかしも1984年にカバーしました。
細川たかしの歌う姿は本当にしっくりとはまっており、今では細川たかしの曲かと思っているひとも多いのでは。
出会いと別れの恋心、ともすればしんみりする女心を軽快なリズムにのって明るく唄っています。
3. 置き手紙
作詞:徳久広司
作曲:徳久広司
1976年7月に発売された細川たかしのシングル。
恋人といっしょに住んでいた女性が、別れを決意して家を出る。
しかし、あとのことが心配で恋人の身を案じ、ペットの小鳥の世話などを置き手紙にしたためて家を出る。
そんな女性の気持ちをしっとりとしたメロディーで歌っていく曲です。
また細川たかしは、この曲で1976年のNHK紅白歌合戦に出場されました。
4. 佐渡の恋唄
作詞:たかたかし
作曲:弦哲也
1991年12月に発売された細川たかしのシングル。
佐渡にいる恋する人への逢いたい思いを、対岸の小雪がちらつく新潟柏崎から切々と唄う女ごころの歌です。
また細川たかしは、この曲で1992年のNHK紅白歌合戦に出場されました。
5. ひとり旅
作詞:橋本淳
作曲:三木たかし
1977年9月に発売された細川たかしのシングルです。
恋したひとにどうしても逢いたくて、旅に出た女性の自嘲と悲観と未練の入り混じった気持ちを滔々と歌っています。
かわいそうだな。何かしてあげたい。だけど何もしてあげれない。
そんな感じのあとに残る曲です。
細川たかしは、この曲を1977年のNHK紅白歌合戦で歌いました。
6. おわりに
いかがだったでしょうか。
すこしずつ寒さが深まる秋。哀愁漂う秋。
秋の夜長に寄り添う細川たかしのしっとりとしたヒット曲をそろえてみました。
ここまでお読み頂きありがとうございました。