杉本昌隆さんは将棋界で今や飛ぶ鳥を落とす勢いの藤井聡太三冠の師匠です。
杉本昌隆さんは愛知県名古屋市出身の52歳で1990年にプロデビューし、そこから数々の成績を残し現在段位が八段です。(2021年9月現在)
そんな将棋界で実績のある杉本昌隆さんが藤井颯太さんを弟子にするきっかけや
杉本昌隆さんの家族、気になる年収を紹介していきたいと思います。
目次
1. 杉本昌隆さん、弟子は藤井颯太!
将棋界では師匠と弟子の関係があるようで、杉本昌隆さんも板谷進九段と師弟関係です。
そんな杉本昌隆さんの弟子にはいま最も将棋界で活躍している藤井颯太さんがいるんです。
藤井颯太さんとの出会いは、名古屋市にある将棋の東海研修会でした。
当時小学1年生の藤井颯太少年が対局後にもう一度その一局を再現しながら
敗因や、違う一手を指しながら最善手を模索する感想戦で力説している姿を見て杉本昌隆さんは、「将来タイトルを取る棋士になる」と確信していたそうです。
このときから藤井颯太さんに将棋の才能を杉本昌隆さんは見抜いていたんですね。
そして小学4年生になった藤井颯太少年と母親と3人で喫茶店に行き、そこで藤井颯太少年から「弟子にしてください」と言われて、ここで杉本昌隆さんと藤井颯太さんとの師弟関係が誕生しました。
杉本昌隆さんは藤井颯太さんに「自分の将棋の指し方に影響されすぎないように」と対局せず、他の弟子との対局をみながらアドバイスをしていたそうです。
それくらい将来の将棋界を背負うと信じていた藤井颯太さんに対して従来の将棋にとらわれず、自分自身の将棋を突き詰めて欲しいと思っているからなんですね。
杉本昌隆さんの予想通りプロデビューから快進撃を続けて将棋界の注目の的であった藤井颯太六段と当時の杉本昌隆七段が2018年3月8日、師弟初対局が行われました。(段位は当時)
結果は藤井颯太さんが勝利し、将棋界で弟子が師匠に勝利した際に言われる「恩返し」を許します。
この負けは師匠である杉本昌隆さんにとっては嬉しくもあり、悔しい気持ちもあったと思いますよね。
2人は現在も師弟関係であり、将棋の実力を高めあう存在なんですね。
2. 杉本昌隆さんの家族は?
杉本昌隆さんは結婚していて、家族がいらっしゃいます。
奥さんは一般の方で9歳下の友美子さんです。
杉本昌隆さんがファンから勧められて通い始めたスポーツジムで出会ったのがきっかけだったそうです。
こんな運命的な出会いもあるんですね!
友美子さんは栄養士の資格を持っているようで、食事の面でも旦那さんを支えているんですね。
現在お子さんについての情報は公開されておらず、いまわかっていることは杉本昌隆さんの家族は奥さんの友美子さんです。
3. 杉本昌隆さんの年収は?
杉本昌隆さんは現在52歳であり一般の社会人だと課長や、部長クラスなので年収もすごそうですよね。
将棋界にはクラス分けがされておりそれぞれに固定給があるそうです。
杉本昌隆さんは現在、B級2組に在籍しており、このクラスは名人からフリークラスまでクラス分けがある中で真ん中くらいのクラスになります。
将棋界は、年功序列ではなく実力主義なんですね。
とはいえこのクラスは決して低いわけではなく、上に行けば行くほど人数は絞られていくので真ん中のクラスとはいえ、プロ棋士でも一握りです。
気になる年収はクラスの固定給で年収約420万円です。
ここに個人の活動として、棋戦の対局料が加わり、さらにテレビ出演や講演会、本の出版などがあるので収入があるので年収は大体2000万~から3000万円くらいだと思われます。
4. おわりに
杉本昌隆さんがいなけば藤井颯太さんのいまの活躍はなかったのかも知れませんね。
公表はされていませんが、もし杉本昌隆さんにお子さんがいるとしたら将棋界にくる可能性もありますよね。
実力主義の将棋界で、杉本昌隆さんの年収はとても夢がありますよね。
これからの杉本昌隆さんの活躍にも注目です。