南沙織は本土復帰前の沖縄からやってきた歌手です。愛称はシンシアでかわいくて人気がありました。1971年にシングル「17才」でデビューすると大ヒットして同年の各新人賞を総ナメしました。
同じ頃にデビューした小柳ルミ子、天地真理とともに新3人娘といわれ人気を3分しました。
そんな南沙織の今聴きたいヒット曲を集めてみました。
目次
1. 17才
作詞 有馬三恵子
作曲 筒美京平
南沙織の歌手デビュー・シングルで1971年6月に発売されました。
夏の海水浴場ではじけるような恋人同士を歌った歌詞と曲調が受けて大ヒットし、レコード売り上げ54万枚を記録しました。
南沙織はこの「17才」で1971年の日本レコード大賞新人賞・日本歌謡大賞新人賞などを受賞、NHK紅白歌合戦にも出場し、紅組のトップバッターを務めました
2.潮風のメロディ
作詞 有馬三恵子
作曲 筒美京平
南沙織の2枚目のシングルで1971年10月に発売され、レコード売り上げ24万枚のヒットでした。
夏の終わりの頃の夕暮れの港を少女が一人で歩いている。
心地よい潮風に吹かれて、終わったばかりの恋を振り返り、余韻に浸っている、という情景が目に浮かびます。
3. ともだち
作詞 有馬三恵子
作曲 筒美京平
南沙織の3枚目のシングルで1972年2月に発売され、レコード売り上げ21万枚のヒットでした。
恋心を胸に抱く少女が片思いの男性への気持ちをどうにかして伝えたい、という切々とした思いを軽快で素朴なメロディに載せた歌ですねえ。
4. 純潔
作詞 有馬三恵子
作曲 筒美京平
南沙織の4枚目のシングルで1972年6月に発売され、レコード売り上げ35万枚のヒットでした。
南沙織はこの「純潔」で1972年のNHK紅白歌合戦に出場しました
恋人どうし愛しあっているのなら、周りに何があっても幸せ、明るく生きていきたいと、パンチのきいたリズムに乗って歌っています。
5.傷つく世代
作詞 有馬三恵子
作曲 筒美京平
南沙織の7枚目のシングルで1973年5月に発売され、レコード売り上げ27万枚のヒットでした。
交際中の彼氏に対する疑問や不満、その他いろいろな想いで揺れ動く女心をロック調のリズムに乗せて歌っています。
6.色づく街
作詞 有馬三恵子
作曲 筒美京平
南沙織の9枚目のシングルで1973年8月に発売され、レコード売り上げ29万枚のヒットでした。
彼女はこの「色づく街」を1973年のNHK紅白歌合戦で歌唱しました
この曲は失恋した女性が、過去を振り返って区切りをつけて、さらに上の人生に進む準備をしているような心境を軽快なメロディで歌っていますね。
また、この曲は南沙織自身も思い入れがあるようで、彼女の代表曲のひとつ、とコメントしています。