**「愛、屋鳥に及ぶ(あい、おくちょうにおよぶ)」**とは、
👉 ある人を深く愛すると、その人に関係するものまで愛おしく思える
という意味のことわざです。
目次
1.言葉の意味

愛 … 愛情
屋鳥(おくちょう) … 家の屋根にとまっている鳥
及ぶ … 影響が広がること
直訳すると、
「人を愛する気持ちは、その家の屋根にいる鳥にまで及ぶ」
という意味になります。
2.由来
このことわざは、中国の古典『韓詩外伝(かんしがいでん)』に由来するとされています。
「その人を愛すれば、その人の住む家の屋根にとまる鳥までも愛しく思う」
という考えから生まれました。
3.具体例
たとえば、
恋人を好きになると、その人の出身地や趣味まで好きになる
尊敬する先生の母校や持ち物まで大切に思える
子どもを愛するあまり、子どもの友達まで可愛く感じる
こうした気持ちが「愛、屋鳥に及ぶ」です。
4.似た意味の表現
「愛は盲目」
「惚れた弱み」
「好きこそものの上手なれ」(少し意味は違いますが、愛情が広がる点で共通)
5.まとめ
「愛、屋鳥に及ぶ」は、
本当に人を愛すると、その周囲のものにまで好意が広がる
という、人間の自然な感情を表したことわざです。
強い愛情の広がりを、美しく表現した言葉といえるでしょう。