ことわざ・・・傾蓋旧の如し

ことわざ「傾蓋旧の如し(けいがいきゅうのごとし)」について解説します。

1.言葉の意味

「傾蓋旧の如し」とは、
初めて出会ったにもかかわらず、まるで昔からの友人のように意気投合することを意味します。

「蓋(がい)」は馬車の屋根のことで、
その屋根を傾けて語り合うほど親しくなる様子から生まれた表現です。

出典元:tyoudoii-illust.com

2.言葉の成り立ち

この言葉は、中国の古典『史記』に由来します。

道で出会った人同士が、
馬車の屋根(蓋)を傾けて話し込むうちに、
まるで旧知の仲のように親しくなったという故事から生まれました。

ここから、
「初対面でもすぐに打ち解ける関係」を表すことわざとして使われるようになりました。

3.使い方の例

・初めて会ったのに、傾蓋旧の如しで話が弾んだ。
・彼とは傾蓋旧の如しで、すぐに親友のような関係になった。
・旅先で出会った人と傾蓋旧の如しの交流ができた。

4.似た意味の表現

・意気投合する
・一見旧知の如し
・馬が合う
・気心が知れる(ようになる)

5.まとめ

「傾蓋旧の如し」は、
人と人との不思議な縁や、出会ってすぐに心が通じ合う関係を表す美しいことわざです。

現代でも、初対面なのに自然と打ち解けられる場面で使える、風情のある表現といえるでしょう。

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