目次
1.言葉の意味

**「言い勝ち功名(いいがちこうみょう)」**とは、
実際に物事を成し遂げた人よりも、うまく言い立てた人が手柄を取ってしまうことを意味することわざです。
つまり、
👉 行動した人よりも、説明や報告を上手にした人が評価される
👉 実力よりも“口のうまさ”が功績になることがある
という皮肉を込めた表現です。
2.言葉の成り立ち
言い勝ち(言い勝つ)
口で相手より優位に立つこと。議論などでうまく言いくるめること。
功名
手柄や名誉。
この二つが合わさり、
「言葉で勝った人が功名を得る」
という意味になりました。
3.使い方の例
「今回のプロジェクトは、結局あの人の言い勝功名だったね。」
「現場で頑張った人より、報告の上手な人が評価されるとは、まさに言い勝功名だ。」
4.似た意味の表現
・言った者勝ち
・口八丁手八丁
・能ある鷹は爪を隠す(※対照的な表現)
・弁舌爽やか
特に「言った者勝ち」は、ほぼ同じ意味で使われることが多い表現です。
一方で「能ある鷹は爪を隠す」は、本当に実力のある人はむやみに自慢しない、という意味であり、「言い勝功名」とは対照的な考え方を示しています。
5.まとめ
このことわざは、
世の中では実力だけでなく“伝える力”も重要である
しかし、口先だけでは本当の評価は続かない
という二つの側面を示しています。
現代社会でも、プレゼン能力や発信力が評価を左右する場面は多く、まさに今にも通じる教訓といえるでしょう。