秋分(しゅうぶん)は季節を表す言葉ですが、あまり日常会話では使われないため、初めて聞いたという方もいるかもしれません。
しかし実は、秋のお彼岸など日本の暮らしや行事と深く結びついている重要な節目です。
今回はそんな秋分について調べましたので、ご紹介します。
目次
1. 秋分の意味や由来は?
秋分は二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、1年を24に分けた中で16番目にあたります。
ちなみに15番目は白露(はくろ)、17番目は寒露(かんろ)です。
江戸時代の暦の解説書『暦便覧(こよみびんらん)』には「陰陽の中分なれば也」と書かれており、昼と夜の長さがほぼ等しくなることを表しています。
秋分を境に、昼の時間はだんだん短くなり、夜の時間が長くなっていきます。
また、秋分の日はご先祖様を供養する「お彼岸」の中日としても知られており、古くから人々の生活に根付いてきました。
2. 秋分の時期はいつ?
秋分は毎年9月23日頃になります。年によっては22日や24日になることもあります。
2025年は9月23日です。
二十四節気では、秋分から次の節気「寒露(10月8日頃)」の前日までの約2週間を秋分の期間といいます。
この時期を境に、季節は本格的に秋へと進んでいきます。
3. 秋分はどんな季節?
秋分は、昼夜の長さが等しくなるため、気候の変わり目として大切にされてきました。
昼間はまだ暑さが残りますが、朝晩はぐっと冷え込み、秋の涼しさが深まります。
農作物は実りの最盛期を迎え、稲刈りや果物の収穫が行われるのもこの頃です。
また、秋分の日を中心とした「お彼岸」は、家族でお墓参りに行き、ご先祖様を敬う大切な習慣として今も受け継がれています。
出典元:jalan.net
4. 秋分を3つに細かく分けると
秋分の季節(七十二候)は、さらに3つに分けられます。
初候:雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
夏の間鳴っていた雷が収まり始める頃。
次候:蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
生き物たちが土に潜り、冬ごもりの支度を始める時期。
末候:水始涸(みずはじめてかる)
田んぼの水を落として稲刈りの準備をする頃。
自然の移ろいが農作業や暮らしと密接につながっていたことがうかがえます。
5. おわりに
いかがだったでしょうか。
秋分は、昼と夜の長さが等しくなる節目であり、秋の深まりを告げる大切な時期です。
お彼岸の行事や実りの季節と重なり、昔から人々の生活に寄り添ってきました。
自然の変化を感じながら、心静かに秋を味わいたいものですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。