加藤勇志郎(かとう ゆうしろう)さんが時の人ということで、話題になっています。
この人はキャディ株式会社の代表取締役CEOです。
加藤さんがどんな方か気になったので少し調べてみることにしました。
目次
1. 加藤勇志郎さんが代表取締役CEOのキャディとは?
キャディは、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションとして、
産業機械メーカー・化学装置メーカーなどから板金加工品・切削加工品、さらには装置一式な
どの発注を受け、品質保証も含めて一貫生産を請け負っている受託製造メーカーです。
受託製造メーカーですが工場は持たずに契約した町工場に製造委託して、出来上がったものはキャデイの品質管理センターに集められて検査後、梱包して客先へ納品されます。
さらにキャディが大手メーカーと町工場の間の橋渡しをすることにより製造業全体の設計・調達・製造・販売のすべてで受給のリバランスを図り、無駄をなくして全体の最適化を実現します。
例えば独自開発した原価計算アルゴリズムにより自動見積もり計算システム「CADDi」を提供することにより、複雑で時間のかかる原価計算がわずか7秒で可能になりました。
加藤勇志郎さんのコメント
「CADDi」は、3Dの図面データからダイレクトに発注ができるスピード感と利便性が最大のユニークポイントです。部品の図面をアップロードすると、7秒で見積もりが表示され、スムーズな発注が可能です。
会社概要
設立日 2017年 11月9日
資本金 1億円
従業員数 180人(正社員)
取引先 パナソニック、川崎重工、村田機械、他大企業多数
※設立日 が切りのいい1日ではなく 11月9日の訳は加藤勇志郎さんが幕末ファンのためです
加藤勇志郎さんのコメント
江戸時代から明治時代に変わった節目の大政奉還が1867年11月9日です。私、結構な幕末ファンで、キャディは「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」というミッションのため、ぴったり明治維新150周年の日に創業しました。明治維新の「殖産興業」のように、モノづくり産業にあらためて革命を起こしたいのです。
2. 加藤勇志郎さんの大学や経歴は?
1991年生まれ 東京都出身
2010年3月 開成高等学校卒業
高校時代は勉強せずにバンドに熱中し、レーベルに所属してCDを出していました。
そして気が付いたら偏差値38。
そこから猛勉強をして見事、東大に入学します。
2014年3月 東京大学経済学部卒業
2014年4月 マッキンゼー&カンパニー入社
シニアマネージャーとして製造業の調達・物流改革やIoT関連プロジェクトなどをグローバルに展開する
2017年11月 キャディを創業して代表取締役CEOに就任する
2019年Forbes JAPAN「世界を変える30歳未満30人の日本人」に選出される
座右の銘:至誠
(誠を尽くせば、人は必ず動く、という意味)
幕末の思想家である吉田松陰が好んで用いた言葉で(原典:孟子)
「至誠にして動かざる者は未だこれあらざるなり」から採ったそうです。
3. おわりに
いかがだったでしょうか?
加藤勇志郎さんは、しっかりした目標を作る頭脳や知識、目標を実現する行動力、リーダーシップが卓越されていますね。
来年はさらに上の段階に発展されていることでしょう。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。