夏は緑が生い茂り、自然が生き生きと育つ季節です。
また、夏は海遊び、夏フェス、バーベキューなど暑さと開放感を実感する季節でもあります。
本記事では、吉田拓郎の夏ソングを紹介します。
明確な夏という感じの曲はあまり多くないですが、夏に聴くのにふさわしいメロディや歌詞の曲はたくさんあります。
目次
1. 夏休み
作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎
1971年6月にリリースされたアルバム「よしだたくろう オン・ステージ ともだち」に収録されていた楽曲です。
この曲はヒロシマ原爆に対する反戦歌だという説があります。
しかし吉田拓郎自身が、この曲は幼少期の夏の思い出を描いた絵日記であり反戦歌ではない、と否定しています。
この曲を聴くと、自分の小学校、中学校時代の夏の風景がよみがえってくるのが不思議です。何度聞いても切なくなつかしい気持ちになります。
2. となりの町のお嬢さん
作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎
1975年9月シングルレコードでリリース。
ひと夏の、年上の女性との恋という甘酸っぱい思い出を、さりげなく軽快に、ちょっぴり切なく歌ったものでオリコン4位まで行きました。
そして、曲の終了とともに楽しかった夏が終わり、秋がやってくる、という感じです。
3. 落陽
作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎
1973年に中野サンプラザでのライブで発表され、ライブアルバム「よしだたくろうLIVE’73」に収録されました。
その後、吉田拓郎のコンサートでは何度も演奏されています。
またこの曲は、1989年に日本テレビ系列で放送され、野村宏伸、紺野美沙子共演のテレビドラマ「あの夏に抱かれたい」の主題歌に採用されています。
4. 人間なんて
作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎
1971年11月にリリースされたアルバム「人間なんて」に収録されている楽曲です。
しかし、アルバスリリース前にライブでは演奏されていて、
1971年8月に中津川市の丘陵地で行われた第3回全日本フォークジャンボリーで、初参加の吉田拓郎が
サブステージで「人間なんて」を延々と繰り返し演奏し、観客を魅了したことが、現在まで語られています。
今聞いても、「人間なんてらら~ら~らららら~ら~」という歌詞で一度聴いたら耳に残り、忘れない曲です。
当時の暑い日の客席と出演者との熱狂ぶりが目に浮かぶようです。
5. たどりついたらいつも雨ふり
作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎
吉田拓郎が既存の持ち歌に手を加えて作り直し、モップスに提供したのがこの曲です。
1972年5月にシングルレコードがリリースされています。
その後、吉田拓郎もアルバム「元気です」でセルフカバーしています。